2015年10月28日

10/28/2015
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はじめに



寄り釘(よりくぎ)とは風車上にある連なった釘の総称で、名前の通り玉を命釘へ寄せる為の釘です。

寄り釘には他にも呼び方があり、袴(ハカマ)や鎧(ヨロイ)とも言う。
呼び方はどれでも正しいですが、ごくごく一般的には寄り釘やハカマと呼ぶ事が多いです。

寄り釘はヘソ(命釘)の次に大事な釘で、基本的には風車とセットで釘を見る
命釘、風車、寄り釘は釘読みの基本中の基本であり、この三箇所の釘は回転率に直結するとても重要な釘です。

それでは「寄り釘」のプラス調整、マイナス調整、釘の見方についてパチンコ初心者の人にも分かりやすく解説して行きます。

1.寄り釘(ハカマ)の一番下の左右二本の釘



上記画像の赤色で囲っている左右二本の釘が寄り釘(ハカマ)の一番ポイントとなる基本部分の釘です。
矢印の方向に釘が調整されるとマイナス調整となる。真逆の方向に釘が調整されるとプラス調整となります。

寄り釘(ハカマ)の一番下にあたるこの左右二本の釘は、同じパチンコ機種であっても台によってメリハリを付けているホールが非常に多いです。
一見すると全台同じような釘調整に見えますが、よく見ると台ごとではっきりと釘調整の違いが分かります。

簡単にこの調整を見抜く方法は、まずこの二本の釘だけに標準を合わせる。
そして左右の釘の高さが「平行」になっているかを見る事が一番のポイント。

右と左の釘を一本の線で繋ぐイメージです。この一本の線が平行であればノーマル調整であり、右側のほうが下がった線であればマイナス調整、左側のほうが下がった線であればプラス調整と見抜く事が出来ます。

左右二本の釘を比較し、どちらの釘が上に見えるか下に見えるかに注視する事が大事です。



では何故寄り釘(ハカマ)の一番下の左右二本の釘の調整が違うとマイナス調整、プラス調整となるのか?

上記画像は玉がハカマ内を落下する時の動きです。ハカマ内では玉は垂直に落下している訳ではなく、玉は左右の釘に当たりながら落下しています。

実際はもっと小刻みに左右の釘に当たりながら落下しているのですが、一番下の右側の寄り釘が下向き調整(マイナス調整)だと、落下して来た玉が下に下がってる分だけ当たり易くなる
落下して来た玉が最後、右側の釘に当たれば、無駄玉となる方向(左側)へ玉が流れ易くなります。

仮に、風車を通じて玉が右側へ流れたとしても最後に右側の釘に当たった影響で、玉の勢いが失速して命釘(ヘソ)まで到達しにくくなる。

逆に一番下の右側の寄り釘が上向き調整(プラス調整)だと、落下して来た玉が上に上がってる分だけ当たりにくくなる
落下して来た玉が最後、右側の釘に当たらなければ、玉は失速する事なく、命釘の方向(右側)へ流れ易くなります。

左側の釘も考え方は同じ。
左側の釘が下向きの調整(プラス調整)であれば、下に下がってる分だけ玉が当たり易くなり、釘に当たった玉は右側(命釘)へ流れ易くなります。

つまり、寄り釘(ハカマ)の一番下の左右二本の釘は「玉の軌道を変える」為に調整される釘なのです。

2.寄り釘(ハカマ)の幅



次は寄り釘(ハカマ)の幅調整です。
上記画像の通り、ハカマの幅が狭ければ狭い程基本的にはマイナス調整となる。

マイナス調整となる理由は、玉は寄り釘(ハカマ)内では左右の釘に当たりながら落下しており、ハカマの幅が狭いと玉が左右の釘に当たる回数も多くなる
玉は釘に当たれば当たる程勢いが失速するのでマイナス調整となります。

但し、これは一概には言えなく、パチンコ機種によってはハカマの幅が狭いほうが良い場合もあったり、幅が広いほうがマイナス調整の場合もあります。

何れにせよ、極端に幅が狭くなってる調整や極端に幅が広がってる調整は良くない調整である事は間違いありません。

昔よく見た調整の例だとCR大海物語スペシャル(初代)です。
極端にハカマの幅を狭くしてる調整の台や極端に幅を広げてる調整の台をよく見ました。

やはり海系の場合はノーマルな調整が一番安定して回ります。
ハカマが広がり過ぎてると、その分玉の動きにバラ付きが出て回転率が安定しにくいです。幅が狭すぎれば玉の勢いは失速するので、海系の場合は間違いなくマイナスとなります。

逆にCR北斗の拳6拳王やCR北斗の拳6天翔百烈はハカマの幅が程よく広がってるとプラス調整となります。
北斗系はただでさえ玉に勢いが付きにくい為、ハカマの幅を狭くされるとかなりのマイナス調整となり回転率にもろに影響します。

等価交換に近ければ近い程、この幅を極端に調整しているホールも多数ありますので、ハカマの幅にも注視してみて下さい。

3.寄り釘(ハカマ)のデコボコ調整



上記画像は「CR北斗の拳6天翔百烈」の右側の寄り釘(ハカマ)のマイナス調整の一例です。
上記画像のように、釘を左右に凸凹(デコボコ)に調整されるとマイナス調整となります。



上記画像は「CR北斗の拳6天翔百烈」の左側の寄り釘(ハカマ)のマイナス調整の一例です。
上記画像のように、釘を左右に凸凹(デコボコ)に調整されるとマイナス調整となります。

このように片側、或いは両側の寄り釘(ハカマ)をでこぼこに調整するホールもよく見かけます。
CR北斗の拳6天翔百烈に限らず、全機種共通でこのようなデコボコ調整は玉の勢いを奪いマイナス調整となるので覚えておきましょう。

4.寄り釘(ハカマ)の一律左向き調整



上記画像は「CR北斗の拳6天翔百烈」の右側の寄り釘(ハカマ)のマイナス調整の一例です。
上記画像のように、釘を一律左に調整されるとマイナス調整となります。



上記画像は「CR北斗の拳6天翔百烈」の左側の寄り釘(ヨロイ)のマイナス調整の一例です。
上記画像のように、釘を一律左に調整されるとマイナス調整となります。

このように寄り釘(ハカマ)の片方、或いは両方を一律左向きに調整されると、ハカマ内を落下してる玉は「左へ左へ」と行こうとし、風車から無駄玉となる左側へ流れ易くなる。
玉が風車から右側へ流れたとしても、玉の勢いが失われ命釘(ヘソ)まで到達しにくくなります。

この調整パターンも全機種共通なので意識的に見るようにしましょう。

またこの調整パターンは非常に多くのパチンコ店で行っている。そしてこの調整は一番お客を騙す為の調整と言っても過言ではない。

この様に寄り釘(ハカマ)の連釘を一律左に調整されると、一見は無調整に見えるので錯覚を起こし易い。
本当にごく僅かに一律左へ釘調整されているのでよーく見ないと全く分かりません。

このパターンの釘調整の見抜き方は「釘の根元」を見る。
パチンコの釘は根元付近を曲げてるので根元を見たほうが圧倒的に見抜き易いです。


まとめ



パチンコ釘読み基本編、寄り釘(ハカマ)の主要な調整パターン全4項目の解説は以上です。
全4項目を全て加味した最も最悪な寄り釘(ハカマ)の調整パターンが上記画像になります。

寄り釘(ハカマ)は交換率によって顕著にその差が現れる釘で、等価店ではほぼ間違いなくこの釘をガチガチに調整しています。
逆に3円交換のパチンコ店では割りかし寄り釘が綺麗なノーマル調整に近い台が比較的多いです。

調整頻度は多くなく、新台入れ替え時にあらかじめ釘調整を終わらせて、以後は据え置く形が多いかと思われます。

全機種共通の釘調整なので、寄り釘(ハカマ)の各調整パターンを覚え、風車とワンセットで毎回見るようにしましょう。

台選びの優先順位的には、寄り釘の一番下の左右二本の釘が一番であり、次に寄り釘の幅と寄り釘の一律左向き調整、そして寄り釘のデコボコとなります。

一番釘調整され易い部分が寄り釘の一番下の左右二本の釘であり、この釘は等価店でも台ごとでメリハリを付ける。
寄り釘の幅も重要度は高いですが、3円交換の店ではそれ程いじられない部分です。

極論を言ってしまえばどの箇所も大事でマイナス調整は避けるべきなのですが、敢えて優先順位を付けるとしたらこうなります。

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